Spotifyという音楽アプリがあります。
もう数年使っておりますが、年末に「今年あなたが聞いたTop songs」みたいな動画が送られてくるので自分だけの紅白歌合戦のように毎年楽しみにしています。
その動画はよく聞いた曲をグラフィカルなストーリー仕立てにしてくれて「こんな曲とこんな曲を聞くなんてあなたらしい!」など褒め称えてくれるので、AIの自動生成とはいえ、嬉しくなってほくそ笑んでいます。
10月のはじまりぐらいに「去年のTop songsを振り返ってみませんか」と通知が来て、「そんなに経ってもないし振り返ってもなあ」と思ったのですが、そういえばどんな1年だったか思い出してみたくなり開いてみました。
すると、そうだ。こんな感じの自分だった…としみじみしたのでTop3だけぜひご紹介したいと思います。
1位 「Same damn luck 」Nilüfer Yanya
この曲については1位になるほど聞いたっけ?という感じでした。
ローなテンションと一定のリズム、同じコード進行、リバーブ具合がとにかく心地よい曲です。
英語も独特で、「ポン、イスューイスュー」に聞こえる部分は「Don’t miss you miss you」と言ってました。その部分のギターを聞きたくて何度も聞いていました。
2位「࿃ूੂ࿃ूੂੂ࿃ूੂOOOOOOOOOOOO...」 ⣎⡇ꉺლ༽இ•̛)ྀ◞ ༎ຶ ༽ৣৢ؞ৢ؞ؖ ꉺლ
なんて読むのかもわからないし、打ち込み方もわからないからコピペで探すしかないのにコピーできないし、探すのに苦労しました。やっと検索できてわかったのがFour Tetという人の別名義だそうです。Four Tetも好きです。もはや売れなくてもいいのでしょう。
この曲はなぜ何度も聞いたかというと、その時は耳鳴りに悩まされていて、この曲のキーが耳鳴りのキーと一緒で、聞いている間は耳鳴りが気にならなくなるからでした。
美しいアンビエントで耳鳴り関係なく良い曲です。
3位「I'm Getting Tired of Me」Kings Elliot
とても感情豊かな歌声の美しいバラードで、後半にかけゴスペルのように感動的なサビをたたみかけてくるので、何度も聞きました。
歌詞もなんとなくその時の自分に響いたんだと思います。
「葉は緑がおわると茶色くなり、枯れて木から散ってゆくのに。私は自分に疲れたって、どこへも行けない。」
たしかにそんな感じの一年でした。🍂