- 2021年2月6日

ミヒャエル・エンデ作の「モモ」という名作があります。
図書館に行けば必ず見かけるぐらいの本でいつも目にしてきました。
「時間」についての話らしい、というのと不思議な絵(エンデ自身が描いたそう)の表紙に、
「きっと難しくて抽象的な話なんだ」という先入観で手に取りませんでした。
最近になってからまた目にし、図書館で借りようとしましたが、借りれず。
次こそは…と考えていたら、文京区の小さくて良い感じの本屋さんで見かけ、ようやく買うことができました。
読んでみると考えていたよりファンタジーでドラマチック。
そしてその内容が、まさに今のことだろうと思えるものでした。
とても便利な世の中になり、あれもこれも簡単にできてしまう。しかもスピーディーに。昨今の状況でさらに会社に行かない人も増えたでしょう。
なのになんだか時間は増えた感じしませんよね。
その時間、どこに行ってしまったんでしょうか?
巨大なテクノロジー企業はすごく便利なツールを提供してくれます。
対価を払うものもありますが、それ以上のサービスを受けている気がします。
代わりに欲しいものは情報、と言われますが、それよりもやはり時間。
時間を使って欲しい。その時間でさらに企業も大きくなる。
だからさらに「おすすめ」してくれる。おすすめの精度は人間の手を離れてどんどん向上しているようです。
「時間貯蓄銀行」なるものがモモにはでてきますが、決して人に返す気はありません。
しかし人は有り余る時間が恐ろしいので、すすんで時間を差し出してしまう。
その時間を恐れないモモという少女との対決のお話です。
いまいちど時間について考えるきっかけになります。
読んだ方ももう一度読んでみてはいかがでしょうか。
オススメです👍
- 2020年7月29日

「そういえばお灸の本がリニューアルされるそうですよ。」と編集の方に言われ「そうなんですか、ずいぶん前にご一緒した本ですよね。」
たしか僕にとって書籍にイラストを描くのは初めてで、思い入れの深い本でした。お灸をはじめる女性の漫画も描かせてもらいました。
その時の方々と今もご一緒にお仕事できるのはとても嬉しく思います。
そんな話をした雨の夜、「なんだか最近ずっと調子悪い…。お灸か、やってみようかな。」と、思わず漫画の女性と同じような展開になり、薬局へ向かいました。
何件かまわりましたが、近所にはどこもお徳用サイズのセンネン灸しか置いてません。
(サイトで見ると中ぐらいのサイズですが。ちなみにだいたい湿布などのコーナーにあります。)
しかたなくお徳用サイズを買い、さっそく家でやってみると
「効いてんのかな?これ」とはたまた漫画と同じ気持ちになり、漫画だと1ヶ月後
「なんだか最近調子良いかも!」となります。
…1ヶ月かかるんだ。だから大きめのサイズしか置いてないんでしょうか。
しかしお灸というのは、効能そのものより、もぐさの香りや火を燃やしてジッとしていることでリラックスできる、といった面があるので自分に合っている気がします。
そして1ヶ月後、「お灸のおかげかも!」と漫画のように言えるよう続けてみたいと思います。
ではまた🌋
