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物理にはエネルギー保存の法則というものがあります。

あらゆるエネルギーは形を変えるだけで、増えるわけでも消えるわけでもない。

エネルギーが発生すればエネルギーは吸収され、その総和が変わることはない。

物理に興味があっても数式などはすっとばす僕ですが、完全な永久機関が不可能なことからもそれはわかります。


大きなエネルギーを生み出せば大きな負荷がかかる。

わかっていても人は、大量で効率的なエネルギーがあるなら利益を求めて掘り起こし、争い奪い合い、消費することをやめないでしょう。

人類もまたエネルギーの産物です。

爆発的な人口増加は莫大なエネルギーによってもたらされ、莫大なエネルギーで支えているのが現状です。


ミイラ取りがミイラになる。

化石燃料掘りが化石燃料になる日は近いのでしょうか。🦕







友達がいます。カラオケが好きな。

僕は、どうでしょう?


スケボーをしに集まっているはずなのですが、いつしかカラオケに行くタイミングを探るようになりました。

カラオケのテンションになることはたまにしかないし「かるく行こう」なんてことにはならず、次の日へのダメージも大きいからです。


蔓延防止措置がとられてから長いあいだカラオケには行っていなかったのですが、そのさなかで気づいた事があります。

密室や大人数、というのがありますが、とくに「声を出す」場所が規制されてしまったな、という印象を受けました。


呼吸というのは深く吸うことよりも、吐くことのほうが大事です。そうして肺の中の空気を入れ替えます。

意識して息を深く吐いてみると何か物足りない。吐きれている気がしない。

ですから声を出し、考えずに息を吐くというのは必要だと思うのです。

しかし声をだせる場所というのは限られていて、それが今回ことごとく規制されてしまった。酒場もそうです。


近所の野球場のそばを歩いていると、大きな声が聞こえます。うるさいな、ではなく羨ましいと思いました。

そのためだけに野球チームに入る価値もありそうな気がしました。


歌はうまいに越したことはないですが、それよりも、気持ちよさそうに伸びやかに歌っているのは見ている方も気持ち良くなります。


マスクをして人とも騒げず、息も詰まりそうになって思うのは、たまにはこうして大声をあげて自身も換気すべきだと訴えます。


ですから僕は、カラオケ好きなのかと聞かれたら、やはり照れつつこう返すでしょう。



🎤(リンク切れはご容赦ください)








人には良いことより悪いことの方が気になってしまう「ネガティブバイアス」と言うものがあります。

たしかに自分であれ他人であれ、悪い出来事の背景やその後はすごく気になりますよね。

しかし何故「ポジティブバイアス」ではないのか。ハッピーな方がいいんじゃない?と思うのですが…


今、感じている世界は仮想現実ではないと証明することはできないと言います。

しかし仮想現実である、と想像することは難しい。

ですが、良い事ばかりタイミングよく続いたりすると「夢みたい」って言いますよね。

ひょっとしたら人はみな漠然と、今を現実だと実感したいという思いがあるのでは、と考えました。

そこでネガティブバイアスです。

悪い出来事を気にする事は、「ほっぺつねってみて」と痛みを自ら求めて、現実だと感じようとしているのではないか?



そう自分なりに考えました、でもこう思うのです。

どうせ夢なら…いやむしろ仮想現実だとしても何がいけないのか。

いい夢見ろよ!と強い口調で、自分に言い聞かせたい、と。






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